星占い(占星術/ホロスコープ):占いの有効的な活用方法 7つのポイント
占いを利用したことはありますか?
聴きたかった答えが得られなかったことってありませんか?
今日は、どんな時に利用するのがよいか、どんな質問の仕方をするのがよいか…ということについて書きたいと思います。
いつ占いを利用するのが効果的なのか?
もちろん、利用したい時に利用すればよいわけですが、求めている答えが得られやすい時に行けば、より満足出来る結果が得られます。
目 次
☆自分の人生に大きな影響を与える変化があった時
良いことでも悪いことでもOKです。
人生には流れというのがあって、大なり小なり変化を迎える時期というのがあります。
自分でもわかる変化の時に行くと、占いでも高い確率で変化の時を示していますので、助言もより的確に示すことができます。
☆次に、明確な質問がある時
質問が明確で、状況が説明出来れば、読み解く焦点が絞られます。
限られた時間の中で、膨大な情報の中から、すくい上げる点が限定できるので、方向性を出しやすくします。
時々、占いに依存してしまっていて、何で悩んでいるのかがわからなくなっている方もいます。
自分で考える力が低下して、とにかく行かなければ…という思考になってしまいます。
これが、ひどくなっていくと洗脳状態へと向かっていきますので、質問を明確にして占いを利用することは、とても大切なことです。
☆今年は、どんな年になるのか?を知りたい時
私たちの中では、一年というのは一区切りつけたい期間ですね。
特に、年末年始。年の瀬には、その一年を振り返り、新しい年を迎える時には、前年を踏まえて、昨年よりは良い年になれば…と考えると思います。
しかし、占いの区切りとなる時というのは、1月1日ではありません。
占星術では、新年という考え方では区切りません。
占星術の場合、一年の運気を見る場合は、「木星」に注目します。
この木星が何座のエリアを移動しているのかを見て、自分の太陽との位置関係で判断します。
ですから、木星がその星座のエリアに入り、その星座のエリアを抜ける時までが、一年間と考えるのが都合はよいのです。
しかし、年によってその日は変わりますし、一般的な概念に即しませんので、1月1日〜12月31日に対応するように、木星以外の星も見ながら運気を読んでいます。
ちなみに、四柱推命や九星気学などの東洋系の占術では、旧暦を採用しているので、2月4日が元旦に当たり、2月4日〜2月3日が一年となりますが、やはり占星術同様に、実状に合わせ、1月1日始まりに対応するように情報を加味して運気を読んでいます。
☆何となく行きたくなった時
これは、オススメとかオススメしないということは言えませんが、その時にどんな占いに行くのがよいのかについて書いてみます。
まず、なぜ行きたいのかを考えてみてください。
難しく考えなくてもよいです。
・この気待ちに共感して欲しい
・勇気をもらいたい
・方向性を示してもらいたい
・現実をしっかり教えて欲しい
・心を癒してほしい
・愚痴を言いたい
自分が何を求めて占いに行きたいのかを考えてみると、どんな占術を使って、どんな対応をしてくれる人のところに行かなければならないのかがわかります。
例えば、
☆聴きたいことが決まっていて、YesかNo、明確な答え(結果)が欲しい時におススメなのは、タロットや卜占です。
答えはハッキリ聞きたいが、理由も聞きたいいうのも同様です。
☆答え(結果)はもちろん欲しいけれども、なぜ?という理由や、現実に即したアドバイスが欲しい時には、生年月日に基づいた占術がよいです。
占星術、四柱推命、算命学、紫微斗数など。
☆人生に迷った時、自分の生き方に向き合いたい時は、占いに加えて、心理カウンセリングやコーチングなどの心理的な技術を適用しながら対応できる占い師さんがよいでしょう。
☆心が弱っている時、疲れを癒し力を与えて欲しい時には、ヒーリングやカラー、フラワーエッセンス、アロマなどを加えて、感覚的なアプローチも加えてくれる占い師さんがよいでしょう。
もちろん、全部できる方がいたら、オールマイティーな対応が可能な方ですね。
でも、占い師さんを調べる時間がない時、すぐ生きたい時はありますね。
そんな時でも、次のことは大事です。
占い師さんを見た時、自分が求めていることを満たしてくれそうな人かな?という観察眼を持って選択することができるからです。
そして、どんな質問の仕方をすればよいのか…
質問の仕方は、多分お客様が思っている以上に大切です。
と言うのも、占いの理論というのは奥が深く、様々なアプローチがあり、質問の内容や求めている答えによって、どんな占術を使うか、何を組み合わせるか、どこを掘り下げるかなどの方法を、占い師は決断するからです。
☆一番損をするのは、当ててみろ!目線
何も情報を開示せず、「どうなんですか?」と聞くことは、一般的な占いでは、時間を無駄にする可能性が高くなります。
占い師は、どんな風にも答えを導く事が出来ます。
ですから、「どうなんですか?」では、「何について?」となります。
恋愛?人生?お金?仕事?…
分野が決まっていなければ、浅く広く触れた内容になるというのが普通です。
(生まれた時間がわかっていると、分野を限定出来るので、しっかりした知識のある占い師の方はスポットを当ててお話ししてくれると思います。)
しかしながら、当ててみろ!は占いの醍醐味でもありますね。
たまには、遊び心半分でトライしてみるのもよいかもしれません。
注)何も言わなくても、わかる占い師さんもいます。そういう方は、何も聞かないスタイルを確立されていて、それをキチンとPRしてくれています。
☆質問をなるべく完結に説明できる方がよい
占いは、時間制限があることがほとんどです。
決まっている時間を有効に使うためには、自分で聴きたいことを整理しておく事が効果的です。
特に、複雑な人間関係などは、相関図をメモで書き示した方が早い場合もあります。
質問が明確だと、どんな占術にするかもすぐに決まります。
運良く、親切な占い師さんだった場合は、自分はその分野は苦手だと言ってくれることもあるはずです。
☆聞きたいことを絞る
なるべく明確な答えを聞きたい場合は、たくさんの質問をしない方がよいでしょう。
特に関連性のない質問である場合は、別のアプローチから読み解いて行くことになるので、限られた時間の中では、掘り下げた答えを得にくくなる傾向があると思います。
また、たくさん質問をすると、たくさんの答えが得られるわけですが、全部覚えていられるとは限りませんし、後から振り返ると答えと答えが自分で結び付けられなかったりして、かえって迷いを生じさせる原因になることもあります。
先の質問の中でも、少し書きましたが、占いに依存しすぎると、自分で考えることをしなくなり、自分で考えることが、「間違っているのではないか」と怖くなっていくことがあります。
そうなると、あれもこれも聞かなければならない状態になります。
☆ホントに解決策を聴きたいのなら、一緒に探す姿勢を持って
占いで使うツールの中には、膨大な情報が組み込まれています。
一回の占い鑑定で、全ての情報を引き出しているわけではありません。
また、引き出せるものでもありません。
今、必要な情報を引き出す時、お客様だけが知っている情報をいただくことで、その奥に潜んでいる情報が見えてきやすくなります。
占い鑑定の限られた時間の中では、お客様の協力が、明確な結果を導く何よりの支援だと思います。
しかし、自分の個人情報を開示するわけですから、自分が信頼できる占い師の方のところに行くべきだと思います。
技術力があることも大事ですが、バランス感覚のよい方のところに行くとよいでしょう。
そして、一人に絞るのではなく、必ず相談できる方が二人、三人程度いることが望ましいと言えます。
まとめ
よりよい占いの活用法として、総合的に言うならば、占い師とお客様の協働体制が、より有効な結果を導き出すということです。
昔むかしは、占いは宿命的なものが圧倒的でありましたが、現代においては、宿命よりは運命的な捉え方になっています。
宿命は、命に宿るですから、この世に生まれた時に持ってきてもの。
運命は、命を運ぶですから、人生で生きていくというもの。
ということになります。
占いは、お楽しみ的に活用されることも多く、多くの人に馴染みのあるものですが、深く活用しているものでもあります。
人生を考えたい時、自分への理解を深めたい時、何が向いているのかなどについて考えている時、占いと深い活用を健全に考えてもみてもよいかもしれません。
依存しすぎることなく、上手に距離感を持って、占いを活用していただけたらと思います。