映画『美女と野獣』には双子座らしさが詰まってる!:占星術/自分らしく生きる
なかなか評判のよい映画『美女と野獣』を観てきました。
エマ・ワトソンが、美しく可愛らしく、ハリーポッターのイメージを崩すことなく、彼女のための映画…と感じるような気持ちの良い映画でした。
なぜ、観に行ったかというと…
キッカケは、占星術基礎講座を受けてくださっている方から、ウィムジカルタロットにも『美女と野獣』のお話があるので比較した記事を書いてほしい、というリクエストをいただいたからでした。
このサイトでもご紹介していますが、以前、ウィムジカルタロットのお話を占星術で読み解いた星語り『星の公演』を行っていました。
ウィムジカルタロットに関する記事 占星術で童話と詩の世界を作品にした星の公演
『美女と野獣』は、ウィムジカルタロット№6のカードです。
一般的なウエイト版タロットカード№6は、<恋人>のカードです。
タロットカードの理論には、占星術の理論が深くかかわっています。
タロットのリーディングも、占星術の理論を知っているとアプローチの幅が広がっていきます。
ということもあって、ウィムジカルタロットの絵柄となっている童話や詩を占星術で読み解くというワークショップを行っていました。
星の公演の台本原稿 星の公演:ウィムジカル 童話と詩執筆台本 目次
前置きが長くなりましたが、映画『美女と野獣』を占星術的にどう観ることができたか?書いてみたいと思います。
目 次
美女と野獣が絵柄のウィムジカル№6は、双子座のカード
タロットカードの№6は、占星術の理論では<双子座>のカードになります。
双子座は、意識が外へ向かっていく(外向性)、柔軟な行動性、風のグループです。
双子座を司る星(支配星)は、水星で、能力やコミュニケーションを表します。
これらの基本知識から考えて、双子座は好奇心旺盛で、色々なことが知りたいので、外へ向かっていきます。
また、風のグループの星座は、風というように、一ヶ所に留まることがないので、見聞きする機会も多くなり、情報にも敏感で、新しいことをどんどん吸収していきます。
人との出会いも多く、人への関心も高く、友好的です。
人懐っこい印象も持たれることもありますが、雑学者のように知識も豊富なので、言葉遣いにも巧みさがあり、時には生意気だったり、冗談が過ぎることもあるのですが、子どものような悪気のなさで乗り切れるのも双子座らしさです。
双子座についての参考記事 12星座の【風の星座】双子座
映画『美女と野獣』に双子座らしさが見え隠れ
どんなところが双子座らしかったか…あくまでも私が感じたことになります。
それから、ストーリーに関係し過ぎるところは書けませんので、ご了承ください。
全体(ストーリー)
とてもわかりやすい。
双子座は、12星座の3番目の星座です。
12星座を人生に例えると、1番目の牡羊座は、この世に生まれたばかり、2番目の牡牛座は、自分には肉体があって、なんか感じることができるとわかったところ。
3番目の双子座は、身体を動かし移動が可能になったところ。
実際の子どもの年齢で言うと7カ月から2歳くらいでしょうか。
2歳では無理ですが、小さい子どもでもわかるくらいの易しいストーリーであるというところが双子座らしいです。
また、風のグループらしく、スピード感もありました。
ベルのキャラクター
『美女と野獣』の原作のベルは、思慮深い、素直な優しい娘というイメージですが、映画のベルは、少年のような冒険心と、ファンタジックな世界への憧れが強く、広い世界へと羽ばたくことを夢見ています。
いつまでも、少年少女のような心を持っているキャラクター設定が双子座らしい点です。
ディズニー映画の主人公の娘は、おとなしいイメージではなく、「運命を創る」力を備えた女性として描かれていることが多いのでしょうか。(シンデレラと似たキャラクターづくりという印象です。)
野獣や召使たちが知恵を出し試す
これについては、詳細を書くといけませんね。
ベルを野獣に惹きつけるために、召使たちがあれこれ考えるわけですが、思いついたことを試すという感じで、あまり深く練られたものではない点が、多角的アプローチや機転の速さ、同時進行といった双子座が得意とするコミュニケーション力に通じています。
魔術がトリックスター的
『美女と野獣』のお話は、最後野獣が王子様に戻るというお話なので、そこには魔術が使われているわけですが、この映画で表現されている魔術のタイプがトリッキーな感じを残しています。
悪ふざけでもこんなことしそう…という感じです。
ベルと野獣の掛け合いの子どもっぽさ
野獣の優しさがベルに伝わってくると、子どもっぽさを感じる掛け合いとジョークを言うシーンがあります。(この詳細は書けませんが、双子座っぽい感じなのです。)
ベルと野獣の衣装
12星座には、それぞれの星座の意味から連想した色というのがあります。
双子座は、黄色、ライトブルー、黒、白地に赤の水玉などです。
ベルのドレスは黄色。
野獣の胴衣はブルー。
まさに双子座の色ですね。
また、ベルのドレスがゴージャス過ぎない軽く揺らぐ素材で、あっさりとしたところも双子座らしい点です。
実は、coordinate ringで企画したニットのキーリングの双子座カラーコーディネートがこのパターンです。
他にも…
◇ベルは本が好き⇒情報、知識を得たい好奇心
◇恋愛小説⇒重たくない、自由を楽しむ
◇結婚披露舞踏会のシーン⇒昼間がイメージできる明るく爽やかな感じ
これもcoordinate ringで企画した関口シュン先生の12星座イラストカードの双子座カードですが、双子座は午前中の時間帯になります。まだ熱を帯びない爽やかな空気が感じられ、こんな感じでした。
◇真実⇒ワードのみ出しておきます。(謝)
◇野獣が繊細、引きこもる⇒実は神経が傷つきやすい(双子座の星は水星で神経を表す)
ベルのように自由に…
ベルは、もっと知りたい…そう思って、新しい扉をどんどん開けて行きます。
若いお嬢さんだからできる、確かにそうかもしれません。
ベルと同じことはできないけれど、自分を閉じ込めないことはできそうですよね。
もっと、自由になれたら…
その気持ちがあったら、きっと大丈夫…何かを変えられる気がします。
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結末も知っているのに楽しめる、そして知っているのにちょっぴりドキドキする、そんな素敵な映画でした。
これからご覧になる方のお邪魔にならない程度の分析ということで、この辺りにしておきたいと思います。
宣伝めいた画像なども使ってしまいましたが、双子座のイメージが伝わればと思いました。