今週の星占い(2月15日~21日)+アスペクトのワンポイント解説:占星術/ホロスコープ
2月15日~21日
今週は、月が天秤座から、蠍座、射手座、山羊座へと移動していきます。
19日午前5時には、射手座で下弦の月となります。
ここのところ斬新なことが行われる空模様でしたが、19日に太陽が魚座へと入るのを機に穏やかな時間が恋しくなっていくことでしょう。
今週は、水星が天王星、土星と60度、木星を120度の関係を形成しながら、水瓶座を進んで行きます。
また、20日には、火星が冥王星と90度の関係を形成します。
これまでの流れを踏まえて、具体的にどうするかということに視点が移ります。
自分ではこれしかないと思っていたことにも、他の選択肢が出てくる可能性もあります。
前半は、火星と水星が60度を形成します。
建設的な視点で物事を前向きに捉え、新しい考え方を取り入れたくなりそうです。
ゴチャゴチャとしていた問題があったとしたら、思い切ってやり方や接し方を変えてみるのもよいでしょう。
後半は、自分で何とかしようという傾向が出てきます。
しかし、誰かのために…と思う気持ちが強くなり過ぎて、無理に物事を進めようとしたり、その時の気分で決断することは、理解されにくいこともあるかもしれません。
結論を急ぐことなく、周囲に合わせた動きをすることも必要です。
新しい試みや出会いを楽しむためにも、自らが穏やかな時間を意識して過ごしていくとよい一週間です。
アスペクトのワンポイント解説
今週の星占いは、火星が形成するアスペクト、水星との60度、冥王星との90度について書きます。
①火星と水星60度の関係=好ましい関係
火星は、行動のタイプを示します。
今、火星は、牡羊座を移動中なので、牡羊座らしい火星ということになります。
牡羊座は、12星座の先頭の星座ですが、先頭らしい特性があります。
一番をめざし、勝負好きで、怖いもの知らずで飛び込んでいくような積極性のある星座です。
考えるより行動、ヒラメキで動いてしまうような特徴もあります。
水星は、考え方や方向性を示します。
水星は、水瓶座を移動中なので、水瓶座らしい水星ということになります。
水瓶座は、英知の水が永遠に注がれる水瓶を象徴しています。
ですから、知性ある思考をしようとします。
また、理論的な構築に独自性を加え、さらに最先端を目指して改革、変化を起こす方法を志向するような傾向があります。
このような特徴を持って火星と水星は60度の関係=好ましい関係を形成しているので、考えるより行動の牡羊座の火星に、知的なアドバイスを送っていると考えることができます。
好ましい相乗効果を生みだして、「斬新な考えや方法を用いて、素早く行動することができるので、建設的な変化が望める」と読むことができました。
②火星と冥王星90度の関係=好ましくない関係
冥王星は、自らの頑張りでは乗り越えられないことに強力なエネルギーを与えることを示しています。
2013年まで、冥王星は山羊座をゆっくりと移動していきます。
冥王星は、山羊座を移動中なので、山羊座らしい冥王星ということになります。
山羊座は、社会のシステムや伝統や継承といった公の環境を示します。
ですから、山羊座の冥王星は、社会のシステムや伝統といった公の環境における自らが手を付けられない不具合に対して、強力なエネルギーを与え、壊して創り直す機会を作ろうとしています。
牡羊座の火星とは90度の関係=好ましくない関係なので、待ったなしでいきなりの変化が起こるような状況が生み出されるということが考えられます。
ということで、個人レベルにこのアスペクトを反映させて、「無理に物事を進めようとしたり、その時の気分で決断することは、理解されにくい…」というような読み方をして一文を加えしました。
今週も、優しい一週間となりますように。
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アスペクトは、こうでなければならないというものではありません。
基礎知識に則ってではありますが、星の導きを独創し紐解いていくことができるものです。
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