(♉)牡牛座の地は、恵み豊かな大地です。             

大地には、草花が育つのに適した状態のところもあれば、大木が密集している状態のところもあります。大地の条件が生態系を創り出しています。たとえば、草食動物は、自分の餌となる植物が育つ場所へと集まり群れを作ります。そこへ草食動物を餌とする肉食動物が集まってきます。そして、私たち人間は、それらすべての恵みに感謝をし、大地の上に快適に暮らせる環境を整備しています。

大地は、私たちを受け入れ、安息と食を伴う生きるための安心を与えてくれています。ですから、

大地は、命の置き場として準備されたものです。

これらの恵みによって、まずはじめに生きるための欲求が満たされると、私たちの持つ感覚機能である五感(味覚、視覚、聴覚、臭覚、触覚)は育まれ、十分な働きをするようになります。

そして、育った感覚によって快適さを実感し、満足する暮らしを求め、ゆっくりじっくり確かなものにしていきます。

大地が与えてくれた恵みが無意識に根付いていることで、安心、安全に対する価値観が得られるようになります。

牡牛座の人たちは、大地の恵みにも似た豊かで安定した自分を創り出そうとしています。そのためには、自分で確かめながら、しっかりと根を下ろし安全な状態を確保しなければならないので、慎重に吟味する必要も出てくるのです。