◎ 人として生きていくための基礎能力を磨く

point:思考/社会性/能力・知性の発達

小学校、中学校の義務教育期間で基礎学習が行われます。

水星のエネルギーを感じ取りやすく、その人自身の能力や知性が育つように促します。文字の読み書き、計算に始まり、創造性、社会性、運動能力、芸術性など、多岐にわたった分野に触れる基礎学習の機会が与えられています。

小学校での学習が始まると、「評価」がなされるようになります。ここで言う評価は、次第に活動範囲が広がっていく社会で生きていくために必要な基礎力を身につけて成長できているか?という評価です。

大人は、すべての科目がバランスよく、高く評価されることに関心を向けがちですが、この期間の評価は、本当は好き嫌い、得意不得意を知るために役立てたい評価なのです。

高い評価だから好き、得意とは限りません。先生の好き嫌いで関心度は変化することもありますし、家庭環境や学習環境などが影響していることもよくあります。また、親や先生の顔色を見て、興味や関心を誤魔化したり、示せないこともあります。

私自身の子どもの頃のことになりますが、私の母は頭の回転が速い上に、せっかちな人で、じっくり考える間を与えてくれず(本人そんな気はなかったと思いますが)、答えられない→できない私という思考のスパイラルに陥っていて、何となく自分は勉強ができないような気持ちを持つようになっていました。

子どもであっても、もうすでに自分のペースというものがあり、自分にとって適切な思考のペースで学習に向き合えることができるかできないかで、学習成果には大きな差が生じると考えます。

好奇心、興味、関心が非常に高い時期であるため、様々体験や経験の機会が与えられれば、より可能性は広がっていきます。知識学習が進むと、言葉の扱い方にも自然とバリエーションが増えていき、コミュニケーション能力も向上します。

インプットするだけの学習だけでなく、アウトプットすることで知識は定着しますので、子どもには「話せる」「教える」時間もとても大切です。

また、評価に捉われ過ぎてしまうと、プレッシャーとなったり、やる気を削いでしまったり、競争意識で友人関係を壊してしまったりといった弊害を生み出しているのも事実としてあるでしょう。

近年のことで言うと、幼稚園受験、小学校受験のための学習塾へ通っている幼児も多くいますから、就学前からすでに評価は始まっているわけですが、受験に合格できるかどうか?の評価と基礎学習への評価は、目的が異なる評価であることを大人は十分に認識して、子どもたちには接したいものです。