◎ 精神を完成させ終末意識へ切り替わる

point:限界における切り替え/終わる/死/あの世

冥王星の段階は、「終末意識」をテーマに掲げたように、死を迎える直前の段階です。71歳~という年齢は、現在としてはだいぶ早い、早すぎるという印象を受けると思います。前の海王星の段階でも記述しましたが、それに次ぐ冥王星の段階にも、大きな個人差が生じます。

また、死を迎える直前の段階と書きましたが、昔とは比較にならないほど医療が発展していますので、「直前」と言っても、病いであれば治療期間があり、延命措置が取られることもあります。もちろん、急逝ということはありますが、死の時は、ますます計りにくくなっているのが現状です。(通常、占いでは死を予測することはしてはいけないというのが暗黙のルールとなっています。)

このようなことから、私は、海王星の段階と冥王星の段階は連動しているという考え方をしています。

海王星の段階は、宇宙(神)が与えてくれた「麻痺の時間」と表現しました。死というものがより身近になってくると、無意識の扉を溶かし人生の整理に費やす時間が用意され、この時間の流れの先に冥王星の段階があるということです。

海王星の段階+冥王星の段階は、個人差のある時間(期間)であると同時に自己と向き合う時間(期間)です。

冥王星の段階でのエネルギーは、人生の終わりを告げ、人生を閉じる手助けをします。生きるエネルギーを超える強力なエネルギーです。

・「さぁ、行きます。」

・「もう、終わりです!」

私自身、その瞬間を経験したことがないので、冥王星のエネルギー解釈からしか想像することができないのですが、布石を打ち、タイミングを計り、最後のボタンを押すような瞬間をイメージしています。

布石は1つの場合もあれば、複数ある場合もあるでしょう。

短期間に集中して布石を打たれる場合もあれば、じわじわと時間をかけて打たれる場合もあるでしょう。

しかし、最後の仕掛けは一瞬…

冥王星の段階では、終末のプロデュースが行われるのです。

先に述べたように、決して冥王星のエネルギーは悪さをしようとしているわけではありません。私たちから感情や感覚を切り離し、人生を終う(しまう)ための「最後」の手助けをするのです。

冥王星の段階で行われるのは、この世との切り離しです。

***********

私たちの人生には、何度か冥王星のエネルギーの手助けを受けることがあります。

悪いことだとわかっていても止められない、変えたいのに変えられない。また、その逆もあります。このままがいいのに許されない、続けたいのに続けられなくなる。

私たちには、自分ではどうすることもできない時があります。その度毎に冥王星のエネルギーは強力に働きます。

自分の意思に反して起こる外的要因によって阻止あるいは破壊される現象、後々起こることの布石が打たれるなど、まさに大宇宙のエネルギーです。