(♎)天秤座の風は、そよ風に例えられます。            

そよ風は、大気の大規模循環と地球の自転が影響して、地球の各エリアにおける気圧の変化を引き起こし、年間を通して発生している偏西風によって創り出されます。

そよ風は、肌触りがよく気持ちよく通り抜けて行きます。

適度な風は気配りのある言葉でもあり、草木の優雅な動きも創り出します。

そよ風によって生み出される草木や髪や服の緩やかな動きは、人や物だけではなく、周囲の景色までもが語り始めるような美しい動きを次から次へと見せてくれます。このようなイメージから、そよ風という言葉の響きにも上品さが感じられます。

しかし、もとには地球規模の変化によって起こる偏西風があることを忘れてはなりません。

西から東に向かって常に吹いている偏西風は、遠心力の力を利用して気流のバランス調整を図り空気の流れが生まれている風なので、時に強風を創り…大雨や異常な寒暖差などのさまざまな現象もあちらこちらで起こしています。

天秤座の人たちは、調整を図りバランスの取れた状態を自らの力で作るために、協調関係を結ぶ方法や相手のために自分ができることを考えています。

また、誰にとっても公平であるルールや規則を主張したり、知的で社交性のある会話や普段の優雅さからは想像できないような正義の強さを映し出すこともあります。