親:蟹座 ×子:牡羊座

蟹座の月を持つ親は、目標の実現に向けては、自分の思い通りにしたいと思うところがあります。それは、結果に繋げたいという気持ちが、自己防衛として働くからと言ってもよいでしょう。

牡羊座の月を持つ子どもは、直感力があり、思いつきで気持ちが動いてしまうところがあります。自立心も旺盛で、負けず嫌いなこところがあるかもしれません。でも、怖いもの知らずというわけではないのです。

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蟹座は、水の星座です。

牡羊座は、火の星座です。

水と火は、あまりよい関係ではないと言われることもありますが、それは考え方の問題です。

火は水で消えてしまいます。でも、まったく水がなかったら、ずっと燃え続けているのです。これでは、熱いを通り越して、逃げ出してしまうでしょう。逆も言えます。水は、火がなかったら、ただただ増え続けます。熱があることによって蒸発し、水分量を抑えることができるのです。いつも、湿り気の多い状況では、気分も晴れないでしょう。

つまり、お互い適度な関わり合いが必要な関係だということです。ここで、ポイントなのは、<適度>です。

牡羊座に月を持つ子どもは、気持ちが落ち着かないところがあって、思ったことを出さずにはいられないところがあるので、自分勝手に思われることもあります。でも、明るく活発な心を持っていますから、新しいことに目を向けていくことも多いでしょう。自分も知らないこと…未知への挑戦をしたいという気持ちが強いものの不安も伴うのです。あまり結果を求めず、「やりたい」と思った気持ちを大切にしてあげるよいでしょう。

蟹座に月を持つ親は、突発的な傾向に対して「どうなってしまうのだろう」という心配が生じやすく、自分の理解を近づけようとするため、過保護にならざるを得ないこともあるかもしれません。経験を積んできた大人にとって、新しいことを受け入れるのは大変なことではありますが、年齢に応じて子どものテリトリーを拡げていってあげることを心がけておくとよいでしょう。


親:蟹座 ×子:牡牛座

蟹座の月を持つ親は、自分の気持ちを受け止めてもらいたいというところがあります。特に、親しい間柄であればあるほど、その傾向が強くなるでしょう。思いが上手く伝わらない時には、共感を得られない不安から感情が抑えられなくなってしまったり、逆に心を閉ざしてしまうこともある…というような敏感さも持っています。

牡牛座の月を持つ子どもは、積極性を表すことは少ないかもしれませんが、ゆっくりと物事に取り組みたいというところの表れでもあります。また、新しい環境や変化の多い環境を受け入れていくことは大変です。自分自身が心地よいと感じられる状態にいること好み、豊かさを求めていきたいタイプです。

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蟹座は、水の星座です。

牡牛座は、地の星座です。

水と土は、お互いが役に立てそう…と感じられる関係にあります。水は、流れを創り出すことができます。どんな形にも合わせることができます。でも、器がなければ、とどまることはできません。

土は、土台となります。土台がなければ、安定した状態を保つことはできません。そして、土は器を創り、形にして見せることができます。また、水を吸収することによって、潤った土となるのです。

お互いが信頼し合い協力することによって、安定を創り出し良い結果を生み出していくのです。ここでのポイントは、<信頼>です。

牡牛座の月を持つ子どもは、自分がどんなふうに思われているのかを、とても気にします。誰かに評価してもらうことで、自分の価値を認識していきます。また、認めてもらうために、どうしたらよいか…と考え、「相手のためにできることをしよう」と思うところがあるのですが、その気持ちをストレートに表現することは苦手なので、独占欲が出てきたり、自分が安心できる状況をつくるために、自己中心的な表現が目立ってしまうこともあるでしょう。

蟹座の月を持つ親は、基本的な性質として、共感したり、相手のことを思いやったりする気持ちが備わっているので、愛情をたくさん伝えてあげるとよいでしょう。

そして、牡牛座☽の子どもは、生活環境を整えていくことが、心地よさという点でも大事です。食べ物の美味しさを感じさせてあげるとか、自然に触れ合う時間を持つとか、しっかり睡眠を取るなど…豊かさを感じられる生活が、心の成長に良い効果を与えていきます。ただし、自分のペースを崩されると、上手く適応できないので、無理強いしないことも大切なポイントです。気長に接してあげてください。


親:蟹座 ×子:双子座

蟹座の月を持つ親は、身近なことが気になります。生活に関わる物事や人間関係は重要です。特に、安心できるものにこだわって生活に必要な品を揃えたり、日常的に心を豊かなにしてくれるようなものや人に魅かれるでしょう。

双子座の月を持つ子どもは、好奇心旺盛で、自分の興味を刺激されると、その方向へと気持ちが傾く傾向があります。最後までやり遂げる前に興味の対象が移っていくこともあって、飽きっぽさや優柔不断さが行動面に現れることもあるかもしれませんが、知識や経験の幅を広げていくことに楽しさを感じるのです。

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蟹座は、水の星座です。

水瓶座は、風の星座です。

水と風は、どちらも運ぶことができます。水は、風によって、流れが強くも弱くもなります。風は、水によって、軽くも重くもなります。つまり、お互いの関わり方によって、動きに変化が起きるという捉え方ができます。

水は、風の吹き方一つで、流れる方向も変われば、洪水にもなります。渦を巻くことだってあれば、高波を起こすこともあるのです。

風は、水が蒸気すれば、吸収し湿り気の多い風が吹くことになり、不快になることもあります。また、水がさほど蒸気しなければ、乾燥し空っ風が吹くことにもなり、潤いが失われます。

お互いが、適度な配分、適度な力関係で関わることによって、知的で穏やかな時間を創り出していくことのできる関係と言えるでしょう。

ここでのポイントは、<理解>です。

双子座の月を持つ子どもは、多くの人たちとコミュニケーションを取ることを好みます。自分が得た知識を教えてあげたいという気持ちもあって、相手の話を聴くよりも、自分が調べたり学んだりしたことを聴いてほしい…という気持ちが強くなる傾向があります。言葉にも説得力があって、自分の思っていることも上手く伝えることができるでしょう。でも、深刻さや親密さを伝えることは避ける傾向があります。

蟹座の月を持つ親にとっては、寂しさや物足りなさを感じることもあるかもしれませんが、話を聴いてあげる、教えてちょうだい…という接し方をすると、気持ちも向くようになるでしょう。でも、相手を尊重する気持ちも十分に育てたいところなので、蟹座☽の持つ受容と共感の心を伝えていってください。相手の話を聴くことの大切さや、相手のペースを受け入れることの大切さを教えていくと、より一層信頼される人になっていくことができるはずです。

ただし、双子座の月は、広がりを求める…ということを忘れず、親がテリトリーの大きさを決めないことが大切です。


親:蟹座 ×子:蟹座

蟹座の月を持つ親は、先生や知人の話に影響を受けやすく、よいと思うと、割とすぐ取り入れます。また、模倣的なところもあるので、マネやコピーしたくなります。昨日まで、まったく話題にも上らなかったことを、急に始めたくなったりすることもあるので、周りの人は困惑したり、迷惑することもあるでしょう。

蟹座の月を持つ子どもは、親と同じ星座であれば、基本的には同じ性質を持っているわけですから、親しい人の影響を受けやすい=生育環境の影響を心に受けやすいと言えます。また、身内意識が強いので、視野が狭くなりやすいところもあり、身内に対しては感情的になりやすいと言えるでしょう。

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蟹座は、水の星座です。

水と水で、同じタイプということになりますから、基本的には同じ性質を多く持っていると言えます。蟹座の水は、川に例えることができます。川は上から下へと、一方に流れることから、蟹座は相手の領域に向かっていこうとしていると考えることができます。つまり、合流すると勢いが付きやすくなり、また、川幅が広がることもあるので、洪水や反乱への注意が必要になります。お互いに水量=感情を調節し、バランスを整えていくことで、豊かさや潤いが保てるようになるでしょう。そして、<あなたと私は別>であるということを自覚していくとよいでしょう。

蟹座の月を持つ子どもは、共感してもらえているか…を、さりげなく確かめようとします。それが、なかなか伝わらなかったり、受け入れてもらえていない…と感じると、感情のコントロールが上手くできなくなって、爆発しやすい性質を持ってしまいます。蟹座の月を持つ親であれば、このような気持ちは、とても理解しやすく、受容し合う関係は築きやすいと言えるでしょう。ただし、お互いに自分を基準として、物事を見て判断する傾向があるので、「相手にとってどうか…」というその気持ちを忘れず、親が率先して心がけを見せると、蟹座の☽を持つ子どもはマネをしようとするので、相手を思いやる気持ちは育みやすくなるでしょう。


親:蟹座 ×子:獅子座

蟹座の月を持つ親は、遠くから見守るということが苦手で、相手との距離感が掴めていないことがあります。そうなると、相手にとっては、負担感を感じることもあるでしょう。また、危険や怖さから、妄想的に先々のことまで考えてしまう場合もあります。

獅子座の月を持つ子どもは、感情の中心にプライドがあるため、自分を大きく見せようとしたり、大げさに表現したりするところがあります。基本的には、強さと明るさを持っていますが、自信がなくなると、気持ちがもとに戻るのには、思ったよりも時間がかかるでしょう。

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蟹座は、水の星座です。

獅子座は、火の星座です。

水と火は、あまりよい関係ではないと言われることもありますが、それは考え方の問題です。

火は水で消えてしまいます。でも、まったく水がなかったら、ずっと燃え続けているのです。これでは、熱いを通り越して、逃げ出してしまうでしょう。逆も言えます。水は、火がなかったら、ただただ増え続けます。熱があることによって蒸発し、水分量を抑えることができるのです。いつも、湿り気の多い状況では、気分も晴れないでしょう。

つまり、お互い適度な関わり合いが必要な関係だということです。ここで、ポイントなのは、<適度>です。

獅子座の月を持つ子どもは、いつでもみんなの注目を浴びていたいと思います。自分のことに限らず、人のことであっても、頑張ることができます。褒めてもらいたいという気持ちが原動力になるタイプです。また、頼られると、その気持ちに応えたいと思い、自分の実力以上に気持ちを傾けることができるでしょう。自立心も強いでしょう。

蟹座の月を持つ親にとっては、離れようとしていく子どもの態度に寂しさを感じたり、心配が増大することがあるかもしれませんが、「心配なのよ」という言葉で引き付けようとするのは難しいでしょう。何に向かっていこうとしているのか…子どもの想いに耳を傾け理解を示し、自信をつけさせてあげることの方が、信頼の心を近づけることになるはずです。


親:蟹座 ×子:乙女座

蟹座の月を持つ親は、自分自身が批判されたり傷ついたりしないように、本当の自分を隠してしまうことがあります。そうなると、人の目ばかりが気になり、自分ではなく他者を何とかしたくなり、信頼関係に問題が生じやすくなってしまうこともあるでしょう。

乙女座の月を持つ子どもは、非常に過敏に反応する傾向があります。そのため、几帳面で秩序正しい環境を好みます。また、観察眼にも優れ、分析したり識別することで安心と信頼への確信を高めようとするでしょう。

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蟹座は、水の星座です。

おとめ座は、地の星座です。

水と土は、お互いが役に立てそう…と感じられる関係にあります。水は、流れを創り出すことができます。どんな形にも合わせることができます。でも、器がなければ、とどまることはできません。

土は、土台となります。土台がなければ、安定した状態を保つことはできません。そして、土は器を創り、形にして見せることができます。また、水を吸収することによって、潤った土となるのです。

お互いが信頼し合い協力することによって、安定を創り出し良い結果を生み出していくのです。ここでのポイントは、<信頼>です。

乙女座の月を持つ子どもは、人の役に立てるようになりたいという気持ちが、潜在意識の中にあります。そのために、自分にできることを探そうとするでしょう。成果の見えるお手伝いは、「役に立てた」ことがわかりやすく、自信をつけていくには効果的と言えます。

プライドを保ちたいところもあるので、一度に多くを望まないことも大事です。

蟹座の月を持つ親は、一緒にやってあげたくなってしまったり、計画的に物事を進めたいという気持ちが、あまりなかったりするので、段取りを必要とする乙女座☽を持つ子どもにとっては、ペースを崩されてヤル気を無くしてしまうこともあるかもしれません。きちんと終えるまで見守ってあげること、しっかりと感謝の気持ちを伝えてあげることを実践していくとよいでしょう。


親:蟹座 ×子:天秤座

蟹座に月を持つ親は、人に流されてしまって、感情が移り変わっていくことがあります。変化のプロセスにこだわりがないことの表れでもあるのですが、身近な人たちとの関係が壊れることを恐れて流されていることを好む傾向があります。でも、流されていることに対しての複雑な策略などはなく、気持ちの赴くまま…と捉えてよいでしょう。

天秤座の月を持つ子どもは、どうしたら上手く人間関係を作っていけるか…を考えています。自らが調整役となって、上手くまとめていこうとするでしょう。また、心の満足を得るために、知的な会話を楽しめる人たちとの関係性は、自分自身を高めていけるので、非常に好ましく、そういう人たちからの評価によって、協調を大切にした正義感を身につけていきます。

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蟹座は、水の星座です。

水瓶座は、風の星座です。

水と風は、どちらも運ぶことができます。水は、風によって、流れが強くも弱くもなります。風は、水によって、軽くも重くもなります。つまり、お互いの関わり方によって、動きに変化が起きるという捉え方ができます。

水は、風の吹き方一つで、流れる方向も変われば、洪水にもなります。渦を巻くことだってあれば、高波を起こすこともあるのです。

風は、水が蒸気すれば、吸収し湿り気の多い風が吹くことになり、不快になることもあります。また、水がさほど蒸気しなければ、乾燥し空っ風が吹くことにもなり、潤いが失われます。

お互いが、適度な配分、適度な力関係で関わることによって、知的で穏やかな時間を創り出していくことのできる関係と言えるでしょう。

ここでのポイントは、<理解>です。

天秤座の月を持つ子どもは、自分で何とかまとめていきたい…という気持ちが強くなると、強引さが目立ってしまうこともあるでしょう。また、プライドが高いところもあるので、自分の思うような調整が図れないと、怒りの気持ちを持つようになり、意外と早くあきらめて、まとめ役を投げ出すこともあるかもしれません。

蟹座の月を持つ親は、気持ちを大切にして付き合うスタイルを得意としますが、天秤座の☽を持つ子どもには、自分のやり方を押し付けることは避けた方がよいでしょう。また、天秤座の☽を持つ子どもは、比較的視野も広く、交渉しながら自分への理解を求めたい…とする傾向があるので、理由やルールなどは頭ごなしに無視しないようにして、気持ちを見つめていくとよいです。そして、その上で、相手の気持ちを尊重することや、相手の気持ちを確認しながら協調性を高めていけるように、心の訓練を続けましょう。


親:蟹座 ×子:蠍座

蟹座の月を持つ親は、一度湧き上がった感情を、溜めておくことは得意ではありません。そのために、拒絶してしまうこともあれば、抑え込んでしまうこともあるでしょう。自分の中で、感情をコントロールすることができなくなると、人を批判することで自分を守っているように感じることもあります。

蠍座の月を持つ子どもは、深い関係や愛情を好みます。その場限りのこととして受け取ることが苦手で、継続的な感情として心に根付いていくことがあるでしょう。言葉にしなくても、気持ちが通じ合い、一体感が得られることによって、自分自身のすべてを注いでも構わない…というような気持ちが呼び起こされるタイプです。

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蟹座は、水の星座です。

蠍座も、水の星座です。

水と水で、同じタイプということになりますから、基本的には同じ性質を多く持っていると言えます。蟹座の水は、川に例えることができます。川は上から下へと、一方に流れることから、蟹座は相手の領域に向かっていこうとしていると考えることができます。つまり、合流すると勢いが付きやすくなり、また、川幅が広がることもあるので、洪水や反乱への注意が必要になります。

蠍座の水は、沼に例えられます。風が吹いたり、物が落ちたり、生物が動いたりしないかぎり、水の動きはほとんどありません。そのため、淀みや濁りが生じます。表面的には、穏やかに見えるかもしれませんが、その奥がどうなっているのかは、非常にわかいにくい状態です。

お互いに清らかさ=感情を明らかにし、整えていくことで、思いやりや潤いが保てるようになるでしょう。そして、<あなたと私は別>であるということを自覚していくとよいでしょう。

蠍座の月を持つ子どもは、自分の感情がナビゲーターとなっていますが、感情を表面化させることが少ないので、人からは気持ちがわかりにくい面を持っています。また、相手への想いが強くなる傾向があり、束縛心や独占欲が顕著に表れることもあるでしょう。しかし、自分の想いが伝わらないと、何とかして思い通りにしようとするところも出てきます。

蟹座の月を持つ親は、自分の気持ちを表現しますが、相手にとってどうか…ということを考えないままに表出してしまうところがあるので、安易な発言をしないように、少し注意するとよいでしょう。お互いを尊重し合う気持ちを大切にしながら、<一緒の喜び>を、確かめ合うようにしてください。


親:蟹座 ×子:射手座

蟹座の月を持つ親は、子どものことを思う気持ちに溢れていて、包み込んであげたい…寄り添っていてあげたいと感じる傾向があるでしょう。母性的な愛情表現は、子どもに安心感を与えることができます。

射手座の月を持つ子どもは、自由を好み、探究心が旺盛です。どんどん興味の対象が移っていくかもしれませんが、上を目指していきたいという気持ちがあるので、目標に向かって頑張ろうとするでしょう。

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蟹座は、水の星座です。

射手座は、火の星座です。

<適度>です。

自由にしたい射手座☽の子どもに、「ここにいなさい。安全なんだから。」というのが過剰すぎれば、息苦しくなってしまい離れたくなってしまうでしょう。色々なことにチャレンジしたいのに、決めつけてしまっては能力を発揮する場を狭めてしまい、自分の可能性にも気づくことができないかもしれません。逆に、小さい頃から、突出している好きなことがあったとして、バランスよく学ばせようとすれば、目的意識を持てないまま過ごすこともあるでしょう。

蟹座の親には、射手座の月の子どもを見ていると、無計画で落ち着かないように見えて心配になることもあるはずです。でも、自分の安心のために、子どもに干渉し過ぎたり、制限を加えることは控えましょう。

「そんなこと言っても心配…親なんだから。」当然です!そのために、子どもと会話する時間をたくさん持って、役者になったつもりで子どもの話を聴く役を演じてください。

その時、「心配だから」ではなく、「応援したい」という姿勢で向き合えるとよい関係が築けるでしょう。

親子占星術には、親子のよりよい関係を築くためのヒントが、たくさんあります♪


親:蟹座 ×子:山羊座

蟹座の月を持つ親は、相手の気持ちに共感できるので、身近な人たちとの関わりを大切にしようとします。でも、つい心配する気持ちが強くなり身内感覚になってしまうこともあるでしょう。物事に対しては、結果よりも今どうするか…を大事にする傾向もみられます。

山羊座の月を持つ子どもは、自分が安定していたいという希望があるので、どうなるのかわからない状態では、何かを始めようという気持ちにはなれないでしょう。また、一つひとつ形にしていくことで、未来に繋げていきたいと思うようになれるのです。

♪親子を結ぶレッスン♪

蟹座は、水の星座です。

山羊座は、地の星座です。

<信頼>です。

現実的に物事を捉えようとする子どもにとって、気持ちを押し付けたり、感情的になることは、不安を感じやすいと言えるでしょう。「どうして、こうしなければならないか?」「こうすると、どうなるか?」ということを、理解できるように説明してあげると、その不安は軽減されます。また、やったこと、出来たことを、日々、どんなに小さなことでも、きちんと評価してあげることも大事です。「言わなくてもわかるでしょ!」ではなく、なるべくわかりやすい言葉にして伝えてあげましょう。山羊座☽の子どもは、一つずつ結果を確認してから次に進みたいという傾向があります。時間はかかるかもしれませんが、前進したいという気持ちは持っているんだから…そのことを信じて、見守っていくとよいでしょう。

蟹座の親は、相手の気持ちを理解しようとする人なので、子どもに寄り添ってあげることは得意でしょう。気をつけるべき点は、山羊座の子どもよりも、動き出す時期が早い傾向があるので、子どもを急かさないようにすることです。また、山羊座の子どもは、気持ちを表現するのが苦手な場合も多く、そのつもりはなくても、子どもの気持ちを無視して進めてしまうこともあるかもしれません。蟹座☽の持つ「守る心」を伝えていくと、山羊座の子どもも、「守る心」を定着させ、協調関係が生まれていくことでしょう。


親:蟹座 ×子:水瓶座

蟹座の月を持つ親は、「みんなと同じ」であることに安心感を持つことが多く、一般的にはどうなのか…ということを気にするところがあるでしょう。そのために、日常生活に必要な事や物に目を向ける傾向があります。

水瓶座の月を持つ子どもは、グローバルな視点で世界をみようとしているため、大勢の中の一人ではなく、全体を見渡せるように少し距離を置いたところから物事をみようとする傾向があります。他者からみると、少し冷静だったり、独自性が強いという印象になることもあるでしょう。

♪親子を結ぶレッスン♪

蟹座は、水の星座です。

水瓶座は、風の星座です。

ここでのポイントは、<理解>です。

独自性を発揮しようとする水瓶座の子どもにとって、一人の<人間>であることが認められないと、息苦しさを感じると捉えてよいでしょう。常に新しさや斬新さを求め、知識やアイデアを活かそうという思考があります。そのため、人からは、変わっていると思われたり、理解しにくい…と言われることもあるかもしれませんが、本人には「みんなと一緒…」という発想は、生まれにくいのです。したがって、自分がこだわりを持つエネルギーはより強いものになりやすい傾向と言えます。

蟹座の親は、親近感を大切にしているところがあるので、共感性を求めない子どもの態度は、気持ちが通じ合っていないような淋しさや心配を抱えることもあるかもしれません。また、日常的な視点で物事を捉えようとすると、子どもが普通の枠からはみ出しているように見えてしまうこともあり、自分がイメージする枠組みの中に収めなければいけないと思うこともあるでしょう。

蟹座の性質には、表現力の豊かさというものもあります。手のひらの上で見つめようとするのではなく、できるだけ大きく手を広げて見つめてあげよう…と、一度考えてみてください。

きっと、すべてを包み込むことのできる豊かさが、自分自身にもあるということがわかるはずです。


親:蟹座 ×子:魚座

蟹座の月を持つ親は、見たり聞いたりしたことを見よう見まねでやってみることが、わりと得意で容易にこなすことができるところがあります。でも、人のやっていることを繰り返しているうちに、自分自身を見失った状態となり、感情がついていけなくなることもあります。すると、感情的に不安定な状態に陥りやすくなります。

魚座の月を持つ子どもは、自分のイメージや役割を大切にして、頑張っていこうとするタイプです。でも、目的がはっきりとしていないこともあるので、心配や不安が生じたり、義務感が増幅して、結果が出る前に疲れ切ってしまうこともあるでしょう。

♪親子を結ぶレッスン♪

蟹座は、水の星座です。

魚座も、水の星座です。

この関係に必要なことは、お互いに<あなたと私は別>であるということを自覚していくこと。

魚座の月を持つ子どもは、どこか現実離れしているようなところがあったり、柔軟性があるので、一見自我が強そうには見えないかもしれません。そのため、人に合わせることが得意なように見えていることもあるでしょう。自分でも気が付かないまま、人に依存していたり、振り回されてしまっていることがあるのです。

でも、本人は、意思がないわけでもなく、たくさんのことを考えていて、自分探しをしています。

蟹座の月を持つ親としては、子どものはっきりしない態度は、心配や不安を感じてしまうかもしれませんが、強制的に誘導をしたり、自分のペースを押し付けているようなことが続くと、過度な依存心や怠け癖を育てることにもなります。

はっきりとした意思は確認できないかもしれませんが、本人の気持ちを出させてから助言するとよいでしょう。

また、このようなタイプの子どもは、想像力が豊かである場合も少なくありません。芸術や癒しの要素に触れる時間を一緒に過ごすことで、心の乱れを矯正することができます。同じ水の星座ですから、「きれいだね。嬉しいね。」といった心の共感を大切にしてください。