親:獅子座×子:月牡羊座

獅子座の月を持つ親は、社会や世間の評価に引きずられて、自分の思っていることを貫けない弱い部分を持っています。ふだんは、弱みを見せないので、まさか!という感じではありますが、内心では、自分の持っている「切り開いていく力」を信じることができず、あきらめてしまうこともあるのです。

牡羊座の月を持つ子どもは、思い立ったら、もう行動している…というくらいに、気持ちに勢いがあります。責任や結果などは、あまり意識せず急いていることが多いでしょう。自分の気持ち正直に進んでいく勇気は、リーダーシップを発揮できるメンタルを備え持っていると言えるでしょう。

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獅子座は、火の星座です。

牡羊座も、火の星座です。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、燃え続けようとするのです。

牡羊座の火は、熱く、炎によってその姿を見せます。高いところに向かい離れていこうとします。時には、爆発的であったり、拡大していったり、我、先に!と勢力を強めようとします。

このように、火と火の関係は、火の質にこそ違いはありますが、力を出し合う関係にあります。両者の<情熱>が、未来を創り出す原動力であることは間違いないでしょう。

 

牡羊座の月を持つ子どもは、積極的に行動しようという気持ちが強いために、協調性に欠ける面を見せるかもしれません。でも、独立心や思い切りのよさは、情熱を蓄えた心が生み出しているものです。この情熱は、外に向かって放出されっぱなしになることが多いので、自分の気持ちや思いに注がれるようになるとよいでしょう。

獅子座の月を持つ親は、行動に移そうと思うまでに、多くの時間を費やしてしまいがちです。社会的評価や他者の評価を気にして、自分を多くの人に受け入れられたいという気持ちが出てきてしまうところがあるからです。ですから、獅子座の月を持つ親から見れば、牡羊座の子どもは、落ち着きがなかっったり、無鉄砲に見えるかもしれませんが、むやみに釘を刺したり、思い留まらせたりせず、自分に自信を与えてくれるそう…だと感じられるように導いていくとよいでしょう。子ども自身が、上手に<元気パワーの配分>ができるように、成長するための工夫をしてみてください。


親:獅子座 ×子:牡牛座

獅子座の月を持つ親は、常に何かドラマチックなことを心に描いているところがあり、非日常的な状況に引き寄せられていきます。毎日、同じことが繰り返される生活を、退屈だと思うこともあるでしょう。

牡牛座の月を持つ子どもは、自分の目で、耳で、触ってみて…確かめられないことについては、消極的です。自分が、心地よく、それに適応できるかどうかが判断基準にあって、安全や安定が脅かされるような生活は受け入れがたいでしょう。

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獅子座は、火の星座です。

牡牛座は、地の星座です。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、そこで燃え続けようとするのです。

土は、土台となります。土台がなければ、安定した状態を保つことはできません。そして、土は器を創り、形を見せることができます。でも、火が強すぎれば、干上がった土となってしまい、形成することがむずかしくなります。その逆もあって、火がまったくなければ、土は水分を吸収し過ぎて泥となり、同じく形成することはできない土となります。

お互いが効果的であることによって、良い結果を導き出していくのです。ここでのポイントは、<尊重>です。

 

牡牛座の月を持つ子どもは、自分のペースと価値観で物事に取り組みます。自分にとって好ましいと感じられることが必要でしょう。でも、なかなか自分の気持ちを言葉にできないところもあって、自分を出すことを止めてしまい、親の言いなりになることもあります。

獅子座の親は、自分の感じ方に重点を置き過ぎると、子どもの気持ちにフィルターをかけて受け取ってしまう場合もあるかもしれません。じっくりゆっくり、子どもと向き合い、子どもの気持ちを掴むようにするとよいでしょう。また、親の言うことを素直に受け入れている状況は、自分を投げ出しているのではないかと一度は疑ってみて、好きなことをさせてあげる場を作ってみてください。<ゆっくりでも自分でできた!嬉しい>という体験を積み重ねていくことによって、自己を尊重しながらでも、人と関わることができるという自信と協調性を身につけて、成長することができるでしょう。


親:獅子座 ×子:双子座

獅子座の月を持つ親は、そんなつもりはなくても何となく威厳が醸し出され、威張った印象が映し出されることもあります。でも、内心は自信が持てずに不安に駆られていたりすることもあるでしょう。褒められることで回復し、明るく堂々とした心に戻ることができます。

双子座の月を持つ子どもは、話をするのが大好きで、場を和ませるようなユーモアがあり、楽しく軽快な気持ちを持っています。でも、おしゃべりをしていたかと思うと、急に不機嫌になることもあり、二面性を持った感情が見え隠れするでしょう。

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獅子座は、火の星座です。

水瓶座は、風の星座です。

火と風は、相乗関係を結びやすい関係です。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、そこで燃え続けようとするのです。

この火が起こす現象には、必ず風(空気)の力が関係します。火にとって、風がどのように関わっているか、とても重要です。

風は、火によって、温度が変わります。温度が変われば、密度を変え、流れを一変させることができます。つまり、お互いの関わり方によって、莫大な力を発揮するであろうことがわかります。

お互いが、自制したり協調し、適度な力関係で関わることによって、目標に向かうために必要な情熱と能力(知力)を手に入れることができるのです。

ここでのポイントは、<責任>です。

 

双子座の月を持つ子どもは、好奇心が旺盛で、色々なことに興味を持ちます。知識の吸収も早く、人に情報を伝える力や教える力もあります。でも、気持ちが散漫になりやすく、落ち着かないところもあります。常に、何かをやっていないといられないので、調子がよい子、無責任などと評価されることもあるかもしれません。獅子座の月を持つ親は、何とかしようと思う気持ちが強くなると、それが支配欲になったり、自分の意思に従わせようとする部分が目立ってくるようなこともあります。双子座の月を持つ子どもは、縛りつけても効果はありません。頭の回転が速く、情報通なので、何とかして、自分の思い通りにする方法を画策したくなる傾向があります。素直な心を大切に育むためにも、押さえつけたり閉じ込めるのではなく、たくさんの人との関わりの中で、常識やルールを学ばせる環境を持つようにするとよいでしょう。


親:獅子座 ×子:蟹座

獅子座に月を持つ親は、自分の気持ちをストレートに伝えるよりも、周囲からどう見えるのかを意識しているので、演出して表現したいところがあります。創造力がとても豊かであるため、気持ちにも輝きの息吹を吹き込むことができるのです。

蟹座の月を持つ子どもは、自分の感情にとても敏感です。人見知りや、好き嫌いも、会ってすぐに決まってしまうことあります。その人と共感し合えるかどうかが、気持ちの分かれ目となっていることが多いでしょう。

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獅子座は、火の星座です。

蟹座は、水の星座です。

火と水は、あまりよい関係ではないと言われることもありますが、それは考え方の問題です。火は水で消えてしまいます。でも、まったく水がなかったら、ずっと燃え続けているのです。これでは、熱いのを通り越して、逃げ出してしまうでしょう。逆も言えます。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、そこで燃え続けようとするのです。

蟹座の水は、一方向に流れる川を表しています。川は、穏やかに緩やかに流れている時もあれば、激流、濁流となることもあります。つまり、状況によっては、同じ川とは思えないほど様相が変わってしまうことがあるということです。

この関係は、過激、過剰にならないことが重要であり、<適度>であることを心に留めておくとよいでしょう。

 

蟹座の月を持つ子どもは、親しい人と、そうではない人とを、感情的に自分の中で区別するところがあります。そして、親しい人たちとの関係を、とても大切にします。ただ、その気持ちが強くなり過ぎると、依存しやすくなり、決断できないといったことにもなっていきます。獅子座の月を持つ親は、頼りにされると面倒を見てあげたいところがあるので、何とかしたいと思う傾向があります。でも、蟹座の月を持つ子どもは、解決することや結論を求めているのではなく、一緒に寄り添っていてくれていることを、実感したいと思っているだけ…ということも少なくありません。ある程度、時間をかけて、一緒に考え、結果を導くためのプロセスを経験させながら育てていくとよいでしょう。


親:獅子座 ×子:獅子座

獅子座の月を持つ親は、権威的なところや上下関係を大切に考えるところがあって、自分の立場にこだわりたいという気持ちがあります。自分の思い描く親と子の関係性を創り出すために、厳しさを自分にも子どもにも課していこうとするでしょう。

同じく獅子座の月を持つ子どもは、自分が中心にいると感じていたいと思っていますが、世話を焼かれ過ぎるのは好きではありません。一人の人間として、尊重されていると感じられることが必要なのです。

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獅子座は、火の星座です。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、そこで燃え続けようとするのです。

火は、どんな燃え方をしたとしても、必ず上へ外へと拡がろうとしますが、獅子座の火は、持続する火で、急な変化や大きな変化はないので、わかりにくいかもしれません。この組み合わせにとっては、<認知>し合うことで、お互いの良さを引き出していくことができます。

 

獅子座の月を持つ子どもは、創造力が豊かで、何かを生み出そうとする力が溢れています。でも、人から評価されないと、なかなか自信を持つことができません。理解できないのは、できない方が悪い…と開き直ることはできず、自信が持てないと、プライドも高いので、発表したり、表現することを止めてしまいます。獅子座の月を持つ親は、人を褒めるのが上手です。良いところを見つけたいという志向もあるので、子どもの良さを見抜く力を発揮して、伸び伸びと成長できる支援をしていくとよいでしょう。そして、何より、どんなことがあっても崩れない自信とは何か…ということを、ともに考え、ともに学び、身につけていける関係であれば、なお素晴らしい関係を築くことができるでしょう。


親:獅子座 ×子:乙女座

獅子座の月を持つ親は、具体化していくことよりも、ひらめきや創造力を活かしたことの方が得意です。色々と考え続けると、最初のワクワクする気持ちやヤル気が失われていってしまうのです。

乙女座の月を持つ子どもは、自分が決断したことについては、やり遂げようと努力を重ねます。でも、自分が思うように進めることができなかったり、ダメだと思ってしまうと、それまで大変な思いをして積み重ねてきたものであっても、簡単に投げ出してしまうところがあります。

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獅子座は、火の星座です。

乙女座は、地の星座です。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、そこで燃え続けようとするのです。

土は、土台となります。土台がなければ、安定した状態を保つことはできません。そして、土は器を創り、形を見せることができます。でも、火が強すぎれば、干上がった土となってしまい、形成することがむずかしくなります。その逆もあって、火がまったくなければ、土は水分を吸収し過ぎて泥となり、同じく形成することはできない土となります。

お互いが効果的であることによって、良い結果を導き出していくのです。ここでのポイントは、<尊重>です。

 

乙女座の月を持つ子どもは、潔癖であったり、几帳面であるため、きちんとするために自分の技術を磨こうと思うところもあります。そして、それが人のためになることであれば、なおさら頑張れるところがあります。でも、認めてもらっていると感じられないと、途端に批判的になります。また、視野が狭いところもあるので、大局的に物事が捉えることが苦手なので、こだわりが強いでしょう。獅子座の月を持つ親は、子どものような明るさもあるので、言葉が大げさであったり、自己中心的発言になったりすると、乙女座に月を持つ子どもは、拒絶した態度や卑屈な態度を取ることもあるかもしれません。柔らかい間接的な言葉を使った方が、受け入れやすいでしょう。また、頑張れ!というよりも、出来ていることや素晴らしい点を、具体的に褒めてあげるようにすると、信頼関係が安定します。


親:獅子座 ×子:天秤座

獅子座の月を持つ親は、人を喜ばせることに力を注ぎたいという傾向があります。サプライズや演出は、自分自身がそうしてほしいと思っているからこそ、できることでもあるのです。人から、すごい!と褒められることで、心に強さを持てるようになります。

天秤座の月を持つ子どもは、お互いにとってよい関係を築きたいと思います。相手と調和していくために、多種多様な知性を磨いて、弾む会話を楽しもうとします。また、相手の視点に立って物事を見つめ、自分がどう見えているのかを気にしているところもあるでしょう。

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獅子座は、火の星座です。

天秤座は、風の星座です。

火と風は、相乗関係を結びやすい関係です。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、そこで燃え続けようとするのです。

この火が起こす現象には、必ず風(空気)の力が関係します。火にとって、風がどのように関わっているか、とても重要です。

風は、火によって、温度が変わります。温度が変われば、密度を変え、流れを一変させることができます。つまり、お互いの関わり方によって、莫大な力を発揮するであろうことがわかります。

お互いが、自制したり協調し、適度な力関係で関わることによって、目標に向かうために必要な情熱と能力(知力)を手に入れることができるのです。

ここでのポイントは、<責任>です。

 

天秤座の月を持つ子どもは、相手に積極的に合わせていこうとしますが、なかなか自分の満足のいく関係性が築けないと、急に感情的になることもあります。それは、常にバランスを調整する気遣いをしているにも関わらず、それが理解されなかったり、努力が報われないことによって、引き起こされることが多いでしょう。獅子座の月を持つ親は、自分から歩み寄ることよりも、歩み寄られる方が心地よいと感じるところもあるので、相手を気遣う天秤座の月を持つ子どもの気遣いは、受け入れやすい部分ではあるしょう。でも、気遣いは、子ども自身のプライドと理想主義であるが故の心の建前でもあるので、本音に耳を傾けることも心がけていくとよいでしょう。


親:獅子座 ×子:蠍座

獅子座の月を持つ親は、忍耐力があり不屈の精神によって、自分を支え切りたいと思っているところがあるでしょう。頼りになる自分、揺るがない公平な心を貫く自分でありたいと思うからです。そして、それは、周囲の人のために、多くの人々のために闘おうという気持ちがそうさせているのです。

蠍座に月を持つ子どもは、表面的な優しさは見抜いてしまいます。心の深いところで愛情を感じたいと思っています。自分を見つめてくれること、そして自分が相手を見つめられることを、心から願っているのです。見るもの、聞くもの、感じるもののすべてを心の奥に記憶しておきたいと思うことでしょう。

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獅子座は、火の星座です。

蠍座は、水の星座です。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、燃え続けようとするのです。

蠍座の水は、沼に例えられます。風が吹いたり、物が落ちたり、生物が動いたりしないかぎり、水の動きはほとんどありません。そのため、淀みや濁りが生じます。表面的には、穏やかに見えるかもしれませんが、その奥がどうなっているのかは、非常にわかいにくい状態です。

この関係は、過激、過剰にならないことが重要であり、<適度>であることを心に留めておくとよいでしょう。

 

蠍座の月を持つ子どもは、自分の本当の気持ちを、なかなか表現しようとしないところがあります。それなのに、「わかり合えるはず…」と思うこともあり、その気持ちは継続することが多いでしょう。他者の介在を許さない親と子の関係を築きたいと思っている傾向があります。その気持ちをすくい取ってあげることができないと、感情は一気に噴出します。獅子座の月を持つ親は、なんとか収めようとするかもしれません。でも、蠍座の月を持つ子どもは、感情を出し切ることが、一時的には大変であっても回復の早道ですので、大きな心で受け止め、包み込む情熱と覚悟を持って、向き合ってあげてほしいと思います。


親:獅子座 ×子:射手座

獅子座の月を持つ親は、輝きを放ちたいという気持ちがあります。それは、自分がただ目立ちたいという理由だけではありません。自分が中心的立場に立つことによって、出来ることがある…他者の手助けをしたいという想いが根底にあり、その時のために力を蓄えようとしています。

射手座の月を持つ子どもは、冒険的な心を持っていて、何かにチャレンジしたいと思っています。目標や希望に気持ちが引き付けられていると、明るく快活な自分を出すことができますが、決断できず迷いやすいところもあって、気持ちが散漫になり、直面していることから逃げ出してしまうこともあるでしょう。

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獅子座は、火の星座です。

射手座も、火の星座です。

火は、どんな燃え方をしたとしても、必ず上へ外へと拡がろうとします。でも、燃え方はさまざまです。獅子座の火は、忍耐強く、そこに存在する暖炉の火や太陽に例えることができます。射手座の火は、物と物を合わせることによって生じる摩擦が創り出す熱によって生み出される火です。

同じ火であっても、獅子座の持続性と射手座の可能性…その性質には違いがあります。この組み合わせは、<高め合う>関係を創っていくことで、お互いの良さを引き出していくことができます。

射手座の月を持つ子どもは、可能性を拡げていくために、チャレンジしたいという気持ちが強いので、色々なことに興味を持つでしょう。特に、高い目標であればあるほど、追い求めたいという気持ちになります。でも、一人コツコツと進んでいくのは、あまり得意ではなく、目標に向かう過程を、誰かに気にかけてもらっていることで、頑張りが持続していくタイプなのです。

 

獅子座の月を持つ親は、準備が整っていない段階では、思い切って何かをやろうという気持ちにはなれないところがあります。また、自分が必要とされていないところでは、積極的に動きたいとは思わないでしょう。

でも、射手座の月を持つ子どもには、関わってあげることが必要です。じっと、その時期が来るのを待っているだけではなく、時々は向上心を持続できるように支援をしてあげたり、共感する気持ちを伝えてあげたり…そして、時には自由に羽ばたかせる…といった、メリハリのある関係を心がけるとよいでしょう。


親:獅子座 ×子:山羊座

獅子座の月を持つ親は、自分らしく生きたい…と思っています。みんなが賞賛してくれるような生き方を好んで、そうなるように望んでいくでしょう。そのために、頼りにされる存在になろうとするので、頼られると面倒見がとてもよく、どんなことがあっても投げ出さず、その責任を果たそうとします。

山羊座の月を持つ子どもは、目的がはっきりせず、結果が得られないことは好きではありません。気持ちを尊重しなければならないことについては、面倒に感じるところがあります。でも、自分の役割が明確で、それをすることに意義が感じられれば、時間はかかりますが、責任を理解し最後までやり遂げようとするでしょう。

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月獅子座は、火の星座です。

月山羊座は、地の星座です。

上昇する火と基盤となる土…一見すると相反する関係に見えます。火は、熱く、炎によってその姿を見せます。高いところに向かい離れていこうとします。時には、爆発的であったり、拡大していったりと勢力を強めようとします。

土は、土台となります。土台がなければ、安定した状態を保つことはできません。そして、土は器を創り、形を見せることができます。でも、火が強すぎれば、干上がった土となってしまい、形成することがむずかしくなります。その逆もあって、火がまったくなければ、土は水分を吸収し過ぎて泥となり、同じく形成することはできなくなります。

お互いが効果的であることによって、良い結果を導き出していくのです。ここでのポイントは、<尊重>です。

山羊座の月を持つ子どもは、しっかりとした基盤がなければ、とても不安を感じます。未来に対する安定を常に確保しておきたいのです。ですから、状況をよく見極め、慎重であるでしょう。このような傾向が、冷静さを促し、感情表現を苦手にもしていきます。

 

獅子座の月を持つ親は、ひらめきで先々のことへの確信を得られるところがあるので、計画的に物事を進めなくても、成功をイメージできます。でも、自分だけが納得していて、周囲は納得できていない…自分の思いで進めてしまっていることもあるかもしれません。山羊座の月を持つ子どもは、自分の予測できないことに関しては、責任が持てないと思い、依存を選択することもあります。つまり、自分の気持ちは無視して、親の言いなりになる傾向があるということです。イイ子であるほど、子どもの好き嫌いを理解してあげるようにするほうがよいでしょう。


親:獅子座 ×子:水瓶座

獅子座に月を持つ親は、自分が中心的でありたいと思う気持ちを、どこかに持っています。人から必要とされていると感じることで、たくさんのエネルギーが得られ、自信をもって自己主張できるようになります。

水瓶座に☽をもつ子どもは、自分が中心的立場になりたいというより、自分が考えることによって、みんなの力を引き出し活躍できるようにしたいという気持ちを持っています。でも、一緒に何かをしたいという気持ちは苦手、冷静で客観的に捉えることが好きです。

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獅子座は、火の星座です。

水瓶座は、風の星座です。

火と風は、相乗関係を結びやすいのです。火は、熱く、炎によってその姿を見せます。高いところに向かい離れていこうとします。時には、爆発的であったり、拡大していったりと勢力を強めようとします。

この火が起こす現象には、必ず風(空気)の力が関係します。火にとって、風がどのように関わっているかは、とても重要だということです。

風は、火によって、温度が変わります。温度が変われば、密度を変え、流れを一変させることができます。つまり、お互いの関わり方によって、莫大な力を発揮するであろうことがわかります。

お互いが、自制したり協調し適度な力関係で関わることによって、目標に向かうために必要な情熱と能力(知力)を手に入れることができるのです。

ここでのポイントは、<責任>です。

 

水瓶座の月を持つ子どもは、オリジナリティを大切にするので、人に共感してもらいたいという気持ちがあまりありません。そのため、傍観者となったり、孤立してしまうこともありますが、それを問題に感じない子どももいます。そうなってしまうと、水瓶座の<人とつながりたい>という思いが果たせなくなってしまいます。獅子座の月を持つ親もまた、個性を尊重したいタイプです。ただし、こちらは人の目が気になりますので、子どもの個性を認めてもらいたいと思い、力を尽くす可能性があるでしょう。でも、水瓶座の子どもにとっては、認めてもらうことよりも、人と違うことが大事なのです。「みんな違っていい」という環境に属していられることの方が、生き生きと成長するためには必要なことと言えるでしょう。


親:獅子座 ×子:魚座

獅子座の月を持つ親は、自分がこうと決めたら、やり遂げたいという気持ちが強くあります。人の助言も受け付けず、自分の信念を貫き通そうとするのです。それが自分のプライドに関わることであれば、なおさら頑張ろうと思うでしょう。

魚座の月を持つ子どもは、人の意見に流されやすく、自分の気持ちがはっきりしないところがあります。誰かのために何かをしてあげたい…という意識があるので、一人ではなく人に寄り添っていこうとするでしょう。

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獅子座は、火の星座です。

魚座も、水の星座です。

獅子座の火は、消えることのない火です。何があっても変わることなくそこにある…例えるならば、暖炉。暖を取りたい時には、そこに人は集まり、熱くなれば去って行きます。何があっても、燃え続けようとするのです。

魚座の水は、海に例えることができます。

海ははっきりとは、模かたどれない器の中で、引いたり満ち足りを繰り返しています。常に変化し揺れ動いている状態の水です。

火は水で消えてしまいます。でも、まったく水がなかったら、ずっと燃え続けているのです。これでは、暖かいを通り越して、そこにいられなくなってしまいます。逆も言えます。水は、火がなかったら、湿度が高くなるばかりです。湿り気の多い状況では、気分も晴れません。

火は、水があることによって潤いを保ち、水は、熱があることによって蒸発し、水分量を抑えることができるのです。つまり、お互い適度な関わり合いが必要な関係だということです。ここで、ポイントなのは、<適度>です。

 

魚座の月を持つ子どもは、想像力が豊かで、現実離れしたことへの思いが強いです。目の前のことよりも、夢を見たり、遠い未来のことに心を奪われていると、なんとなく心配になることもあるかもしれません。でも、日常に心を奪われない魚座の月を持つ子どもは、芸術や人々を愛する心のある優しさを持っているのです。

獅子座の月を持つ親は、意思を強く持ってほしいという願いがあるかもしれませんが、魚座の月を持つ子どもには、「あなたは何がしたいの?何が好きなの?」と意思ばかり問うよりも、やっていることの中から、よいところを見つけて、褒めて共感してあげる方が、成長のよいフォローとなるでしょう。