星占い(占星術):自分でできるホロスコープの読み方4-10天体の属性と解釈

このシリーズは、占星術を知らない人でも12星座占いや星占いをもっと楽しんで、そして役立てていただけるようにという目的で書いています。

自分でできるホロスコープの4回目は、10天体についてです。

占星術では、最終的に10天体のそれぞれの関係性で読み解いていきますが、10天体にはそれぞれ受け持ち分野があります。

それぞれの天体の受け持ち分野を知ることができれば、より自分の持っている特性が、どんな分野に出てきやすいかということがわかります。

10天体は、それぞれに示す性質やタイプが異なりますが、以下の分類によって意味付けされています。

10天体も、12サイン同様、マークで表記される場合が多いので、確認しておきます。

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10天体の示す属性

10天体の働きかけの属性は、顕在意識と潜在意識の2つに大別され、さらに顕在意識は2つに分類されます。

<顕在意識で働く天体>

太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星

<潜在意識で働く天体>

天王星・海王星・冥王星

顕在意識に属する天体は、一つは私生活で自己形成されるパーソナル天体で、本人の性質、表現、行動などの特徴を示し、もう一つは、社会生活において自己形成していく天体で、社会から与えられる影響を示しています。

<パーソナル形成を担っている天体>

太陽・月・水星・金星・火星

<社会生活からアプローチして自己形成のために働く天体>

木星・土星

潜在意識に属する精神を高めて自己形成していく天体は、日常生活では意識することが少ないもので、出来事や経験、記憶などを通して自己形成を促すことを示しています。

<無意識を意識化させるために働く天体>

天王星・海王星・冥王星

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10天体の解釈

太陽☉

人格 公の顔 人生における目的

太陽は、昼の世界を創ります。

明るく照らし「見せる=明らか」にします。

このことから、太陽には、能動原理に基づき、意識的・自覚的・意志・判断・理性・男性性を示す意味が出てきます。

これらのワードを経由して、

・人生の目標、目的

・行動指針

・人生の創り方

・自分を磨く力

・人生の価値観

などの事柄について示しています。

太陽は、解決していこうとするために未来を志向する天体です。

 

月☽

気持ち 私生活 (本来の自分)

月は、夜の世界を創ります。

太陽の光によって照らされていますが、実際には「見えない=明らかでない」状態です。

このことから、月には、受動原理に基づき、無意識的・無自覚的・感情(喜怒哀楽)・欲求(好き嫌い)・感性(情緒性・気分)・女性性を示す意味が出てきます。

これらのワードを経由して、

・本能的欲求

・心のバランス(安定・不安定)

・人生のプライベートな部分

・毎日の細かな感情

・癖や習慣

などの事柄について示しています。

月は、感情処理をしようとするために過去を振り返る天体です。

月星座早見表(1970年~2017年生まれの方対応)はこちら

水星☿

能力・仕事 自分の知性・才能・技能

水星は、能力・知恵を与えます。

知的能力と知性の働かせ方は、表現技術(言葉)と実際的技術(実務力)に分けられます。

表現技術は、外的コミュニケーションによって習得していきます。

実際的技術は訓練による技術を発達させて習得していきます。

これらの方法により、

・コミュニケーション技術(会話・言語能力・表現方法)

・工夫能力

・学習

・記録

・認識方法(手順・構成)

・移動方法(旅行など)

などの事柄について示しています。

水星は、知恵を善く使う時もあれば、悪く(悪時恵・いたずら)使う時もある天体です。

 

金星♀

受容・連来・金銭 喜びや満足を満たすエネルギー

金星は、受動性を与えます。

自身を満足させるための快楽原理に基づき、内側の欲求を満たすとともに、外側(自分の周りや他者)からも欲求を満たそうとします。

欲求を満たすために、

・感覚(センス)

・五感性(知覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)

・物質的所有(収集)

・美意識

・愛情(受容)

・官能性(セクシャリティの演出)

・調和や協調

などの事柄について示しています。

金星は、女性らしさを象徴する星で、豊かさや恋愛傾向、物質・金銭感覚がわかる天体です

 

火星♂

行動・積極性 自分の情熱や闘志となるエネルギー

火星は、能動性を与えます。

自身を駆り立てるための行動原理に基づき、外側(自分の周りや他者)に実行力を打ち出すとともに、内側からも実行力を満たそうとします。

実行力を満たすために、

・身体性(運動)

・行動スタイル

・獲得意識

・性的エネルギー

・障害を乗り越える活力

・物事の進め方

・勝負、競争

などの事柄について示します。

火星は、男性らしさを象徴する星で、勇気や恋愛スタイル、パワースタイルがわかる天体です。

 

木星♃

充実・拡大 理想や可能性のために向かう

木星は、推進力を与え栄光を目指します。

社会生活から自己成長に必要な影響を受け取り、自分自身の理想や目的に向かって関わる世界を拡大、発展させていこうとします。

このような志向から、

・成長、援助

・膨張、増加、増大、増幅

・開放的

・楽観的

・寛大

・チャレンジ

・探究

などの事柄について示します。

木星は、好機・幸運を与える星で、もっともっと豊かにし、社会目標や可能性がわかる天体です。

 

土星♄

制限・抑圧 社会的責任を果たすための鍛錬

土星は、抑止力を与え守護に努めます。

社会生活から自己成長に必要な影響を受け取り、現実と向き合うことで自分自身の実態を理解できるよう鍛錬させようとします。

このような役割から、

・制限、限定

・縮小、減少

・停止、停滞

・抑圧、辛抱

・専門性

・慎重、厳格

などの事柄について示します

土星は、形にするために働く星で、社会秩序や社会的責任を与え、人生を計画的に、安全かつ合理的に磨き上げようとする天体です。

 

天王星♅

変化・刷新 古きを壊し刷新するための指向

天王星は、観力を与えます。

精神性を高め自己形成するために、改革、刷新を行い、斬新な切り口で超意識、潜在意識を目覚めさせようとします。

このような観点から、

・変化、改革、刷新、リニューアル

・改善、改良

・新鮮さ

・常識に捉われない

・独立性

・予測不可能

・サプライズ

・エキセントリック

などの事柄について示します。

天王星は、自由自発の星で、自己を尊重しオリジナリティを求め、古きものを壊し新しく切り替えていこうとする天体です。

 

海王星♆

夢・期待感 夢や期待感を得るための指向

海洋性は、浄化力を与えます。

精神性を高め自己形成するために、イマジネーションや創造力を活発化させ、夢や理想を描くよう促そうとします。

このような視点から、

・期待感

・目に見えないものを信じる

・神秘主義

・ヴィジョン

・幻想、幻滅、幻惑

・非現実

・中毒的

・自己喪失

・溶解

などの事柄について示します。

海王星は、潜在意識と顕在意識の境目を溶かす星で、阻害している原因を溶かし取り除いていこうとする天体です。

 

冥王星♇

時代の影響 強制や支配されている指向

冥王星は、発現力を与えます。

精神性を高め自己形成するために、無意識の深いところに沈んでいる心の声を呼び覚まし、今を壊し新たに再生させます。

このような目的から、

・死と再生

・徹底的

・全面改訂

・極端、極限

・執着

・強制力

・絶対性

・容赦なく

などの事柄について示します。

冥王星は、正しく生きなければとささやく星で、エゴの変容を求め、魂が示す本来の自分を生きさせようとする天体です。

 

12ハウスのテーマの中で力を発揮する10天体

10天体は、ホロスコープを作成すると、どのハウスに位置しているかがわかります。

位置しているハウスのテーマについて、10天体は力を発揮しようとします。

それぞれの天体が、どんなテーマで力を発揮しようとしているのかを知ることによって、人生の目標や好き嫌いの傾向、能力などがわかります。

例えば、5ハウスに金星があれば、

5ハウスの<本当に望んでいるものにしたがって、自分を楽しませる人生を創造していくこと>

このテーマのために

金星は<内側の欲求を満たすとともに、外側(自分の周りや他者)からも欲求を満たそうとします>

ということで、

自分を楽しませるために、恋愛やお金との繋がりを持つ傾向があるということがわかります。

このような解釈をするためには、以下の記事も参照していただければ、自分でも簡単に解釈していただけると思います。

◇12ハウスのテーマは、

星占い(占星術):自分でできるホロスコープの読み方3-12ハウスのテーマ

◇ホロスコープを正しく読むためのポイントは、

星占い(占星術):自分でできるホロスコープの読み方1-基本知識

 

まとめ

10天体の属性と意味と、それぞれの天体が12ハウスのどの場所にあるかがわかると、自分の人生のテーマや性格の傾向、能力などを知ることができます。

また、それを助けるために、社会生活から何を学び、精神性を高められるようどのような援助がなされるのかもわかります。

10天体の属性

<パーソナル形成を担っている天体> 太陽・月・水星・金星・火星

<社会生活からアプローチして自己形成のために働く天体> 木星・土星

<無意識を意識化させるために働く天体> 天王星・海王星・冥王星

10天体の意味

太陽☉:人格 公の顔 人生における目的

月☽ :気持ち 私生活 (本来の自分)

水星☿:能力・仕事 自分の知性・才能・技能

金星♀:受容・連来・金銭 喜びや満足を満たすエネルギー

火星♂:行動・積極性 自分の情熱や闘志となるエネルギー

木星♃:充実・拡大 理想や可能性のために向かう

土星♄:制限・抑圧 社会的責任を果たすための鍛錬

天王星♅:変化・刷新 古きを壊し刷新するための指向

海王星♆:夢・期待感 夢や期待感を得るための指向

冥王星♇:時代の影響 強制や支配されている指向

 

自分でできるホロスコープの読み方シリーズでは、占星術を知らない方でもわかる内容を心がけて書いていきたいと思っています。

参考にしていただければ嬉しく思います。

自分でできるホロスコープの読み方1-基本知識

自分でできるホロスコープの読み方2-10天体分布エリア

自分でできるホロスコープの読み方3-12ハウスのテーマ

自分でできるホロスコープの読み方4-10天体の属性と解釈

自分でできるホロスコープの読み方5(1)-12星座の属性と解釈

自分でできるホロスコープの読み方5(2)-12星座の基本構造

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