星占い(占星術/ホロスコープ)の意味を表すエレメント【火地風水】でわかる意識のメカニズム

エレメントは、英語のelement。

意味は、全体を構成している成分、要素です。

【火地風水】は、四大元素のことです。

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この【火地風水】=四大元素から導かれた科学的理論

宇宙に、地球の自然界に存在するものは、【火地風水】の構成要素で形成されているという考え方が18世紀から19世紀にかけて発展しました。

この考え方に基づいて、プラトンやアリストテレスが理論化しています。また医学的には液質の定義に適用しています。

アリストテレスの理論は、単純物体は、「熱・冷」「乾・湿」の2つが組み合わさることで地上の物質元素【火地風水】を創り出すというもので、占星術の【火地風水】を理解する知識の一つとして基礎説明に加えます。

 

◆火のグループ 牡羊座★獅子座★射手座

火は、熱と乾の性質を持った気体よりもさらに軽く微細な状態のもので、外(天空)へ、上へと向かっていくが、地、風、水と結びつくことによって、火の威力は変わる。

上昇志向の面が特徴として出てくる。

 

◆地のグループ 牡牛座★乙女座★山羊座

地は、冷と乾の性質を持った個体で、内(地球の中心)へ、下へと向かって行くが、火、風、水と結びつくことによって、地の性質や形態は変わる。

安定志向の面が特徴として出てくる。

 

◆風のグループ 双子座★天秤座★水瓶座

風は、熱と湿の性質を持った気体で、天空と地上の空間を隙間なく繋いでいく空気の層であるが、火、地、水と結びつくことによって、様々な動きを創り出し見え方も変わる。

繋げて考えようとする面が特徴として出てくる。

 

◆水のグループ 蟹座★蠍座★魚座

水は、冷と湿の性質を持った液体であるが、火、風、地と結びつくことによって、形態に変化がもたらされ、それによって性質も変わる。

気持ちの変化を意識する面が特徴として出てくる。

 

心理学の分野でも活かされている【火地風水】の理論

 

また、心理の分野でも、カール・グスタフ・ユングが四大元素に結び付けて心の4つの機能を「思考・感情」「直観・感覚」の2軸を直角に交差させ配置、この軸を基準に心の傾向を分析するタイプ論を確立しています。

 

これもそれぞれ【火地風水】に相当しています。

【火】は直観

【風】は思考

【地】は感覚

【水】は感情

この4つの要素のバランスを見ていくことによって、意識がどこに一番向けられているか、どのような使われ方をしているかなどを確認することによって、無意識の領域にあるものにもスポットを当てていくことが可能になります。

 

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占星術においても、10天体(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)が、どの要素に属するかを整理する作業をします。

 

すると、このユングのタイプ論同様、エレメントの構成を掴み、火地風水の多少によって、向けられている意識や偏りやバランス調整の方向性をもわかります。

占星術では、【火地風水】は、12星座の性質を大きく4つに分けて、それぞれの特性を示すために用いられる分類に用います。

占星術の意味付けにおける基本的な考え方となっているエレメント【火地風水】ですが、これにはヒエラルキー(階層)があり、並び順が決まっています。

 

【火地風水】のヒエラルキー(階層)と並び順

 

この占星術の意味付けにおける基本的な考え方となっているエレメント【火地風水】ですが、これにはヒエラルキー(階層)があり、並び順が決まっています。

 

天と地の間にヒエラルキー(階層)は存在します。

並び順は、それぞれの性質から次の通りです。

 

【地】は、地面を示しているので、元(基盤)となる一番下の層。

【水】は、水分で、地面と空気の間を行き来するので、地と風の間の層。

【風】は、空気の動きを指しているので、火の下の層。

【火】は、上昇志向があるので、一番天空に近いところに位置する層。

 

このような【火地風水】の性質と階層に従って、私たちの意識のメカニズムを確認することができます。

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人は、まず気づきによって意識が働きます。

この段階で働いているのは、【地】の「感覚」の要素です。

感覚は、五感を使って感じることができます。

 

次に人は、気づくと、そのことについて、どう感じたかという反応を示します。

好ましいのか、好ましくないのか

気持ち良いのか、気持ち悪いのか

これを感じるのが、【水】の「感情」の要素です。

感情は、理屈ではない反応です。

良ければ受け入れたいし、良くなければ排除したいと思います。

 

次に、そうするためには、どうしたらよいかと考えます。

この段階で働くのが、【風】の「思考」です。

一番良い方法が選択できるように方法を考えたり、理解を深めたり、知識を増やしたりします。

 

そして、これが良いだろうと考えつけば、実行、行為に移します。

この段階で働くのが、【火】の「直観」の要素です。

(直観は、本質を見抜く、わかる。直感は、瞬間的に感じ取る。)

本質を見抜くには、真剣に向き合う必要があります。

この真剣に向き合う直観力を発揮させるために作用しているのが「情熱」です。

ですから、占星術では、ユングが直観と表現している【火】を「情熱」としています。

 

人の意識のメカニズムは、

 

まず【地】の「感覚」でキャッチし、

【水】の「感情」でそれがどうなのかを感じ、

【風】の「思考」でどうするかを考え、

【火】の「情熱」を傾け行動する。

 

このプロセスを戻って繰り返す場合も、実行・行為として「止める」という決断に至る場合あります。

瞬時にすべての段階を進んでいくこともあります。

形態は色々ですが、常にこのプロセスを繰り返し、経験を創り出しています。

意識できたことを自分のために活かそうとするメカニズムとも言えるでしょう。

 

意識のメカニズムを理解して自己コントロール

 

さらに、この意識のメカニズムに基づいて、【火地風水】で分類した自分の10天体のエレメント(成分・要素)の属性を見直してみると、どの段階の意識がより影響を与えているかわかります。

 

例えば…

【地】の要素が多ければ、気づいてはいるが、気持ちが動かされるのに時間がかかる

【水】の要素が多ければ、好き嫌いの感情が大きく影響し意識が加速する

【風】の要素が多ければ、理論的に考えたり、確かめたりすることに意識が向かう

【火】の要素が多ければ、自分の中から湧き上がる情熱が、意識を強くし進ませる

 

このようなそれぞれの特徴にあわせた傾向が見られます。

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自分の意識のメカニズムを分析してみると、星座だけではわからなかった自分の意識傾向を読み解くことができ、偏りがあれば修正することができます。

また、苦手な部分を克服するヒントなどを見つけることもできます。

 

まとめ

 

【火地風水】は、万物を構成している四大元素であり、エレメント(全体を構成する成分、要素)です。

12星座を分類する方法以外にも、私たちの意識のメカニズムにも対応しています。

この意識のメカニズムを知ることによって、それぞれの段階で必要な要素がわかり、自分に不足している要素を強化するヒントを得ることができます。

 

占星術では、10天体それぞれについての【火地風水】四大元素を調べて、その分布でより詳しい傾向を見ていくことができます。

 

ホロスコープを作成すると、10天体それぞれが何座に位置しているかを調べることができます。(参照ページはこちら)

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